SSについて

身内四人でやってるお題SS大会、ホントはもっと後にするつもりだったけど色々あって勢いで一回目と二回目を公開しました。

 

『魔導書』と『ハンバーグ』は一応世界観は同じです。

この世界観を広げて何か書けたらなあと密かに思ってたりします、期待はしてない。

第2回お題SS大会『ハンバーグ』

お題SS 『ハンバーグ』


とある秘密結社のアジトの中、おおよそエージェントには似つかわしくない背丈をした女がモノクルを掛けた女に鼻息荒く話し掛けた。
「ノイア!同士ノイアよ!」

「なんだ同士ブロン、うるさいぞ」

「聞いてくれ同士ノイア、帝国の魔導学院から機密書類を盗み出すことに成功した!」

「なんだと…でそれがどうした」

「どうやらこれは『ハンバアグ』と呼ばれる物を作るための作成書らしいのだ」

「ハンバアグ…聞いたことも無いな」

「私は魔導関係に知恵が回らないから、同士ノイアに頼ろうと思ったわけなのだが…同士ノイアもわからないのか」

「ふぅんなるほど…よし、その書類を見せて見ろ」

「これなのだ」

「これは…随分と滑らかな紙だ、一体どんな材質なんだ…」

「同士ノイア、そこは重要な事じゃないのだ、中身が重要なのだ」

「それはわかっている…ふむ、内容から察するにおそらくこれは新しい魔導生物の錬成書だと思われる」

「なるほど!さすがは同士ノイア」

「だがどんな魔導生物になるのか皆目検討がつかない…」

「それならものは試しで作ってみるのはどうなのだ?何が出来ても私達2人なら問題あるまい」

「ふむ、馬鹿らしいが1番手っ取り早いな」

「馬鹿らしいとはなんなのだ!」

「冗談だ」
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「という訳で、一通り素材を集めた」

「これはなんなのだ?」

「錬成書にはひき肉とあった…つまり素体にカエルの化け物ヒキを使うということだ」

「ふむふむ」

「そしてオニオン」
「錬成にただのオニオンということはないだろう…ということで考えられるモノは希少素材『ジ・オニオン』だ」

「なるほど」

「そしてパン粉…何故略さているのかはわからないがこれはパンドラの塵粉だな」

「こんな貴重なものまでつかうのか…一体どんな魔導生物ができるのだ」

「そして最後に卵、これはドラゴンの卵だな、出し惜しみせずにアークドラゴンの卵を使う」

「おお、これは凄い!」

「そして調味料」

「調味料…え、同士ノイア、調味料?」

「そうだ同士ブロン、調味料だ。ここだけは何処をどう読み解いても調味料だった、塩と胡椒だ」

「な、なんだか一気に不安になってきたのだ…」

「私もだ」
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「まずジ・オニオンを細切りにして火で炙る!」

「同士ノイア!目が痛いのだ!」

「我慢しよう同士ブロン!」
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「次にジ・オニオンとアークドラゴンの卵に塩と胡椒を入れよくかき混ぜる!」

「同士ノイア!ヒキ肉も混ぜるみたいなのだが!」

「どう考えても混ざらない!」

「じゃあどうするのだ!」

「混ぜた物をヒキ肉に詰め込め!」
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「次にトリスメギスオイルでさっきのヒキ肉を炙る!」

「同士ノイア!もの凄い煙なのだが!」

「そしてそのまま周りを囲んでリュミノ水を掛けて蒸す!!」

「同士ノイア!?なんだが目が変なのだぞ!?」

「そのままエリクシールを掛けて終わりだ!!」
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「な、なんだかまずいことしてしまった気がするのだ」

「さて、これで出来上がりのはずだが…ん、なんか光っ」
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レム「先日、突如アイシェの森に出現した魔物、ヒキの変異体と思われる個体についての報告が来ました」

「あぁ、あれ」

「騎士団黒乃隊によると、変異ヒキの討伐後、近くに伸びていた魔導組織色彩のコゥリアの2人を拘束したそうです。」

「ふむ」

「話を聞いた結果、2人はハンバアグなる魔導生物を作っていたと」
「ぶふっ??!」

「どうかしましたか?マスター?」

「い、いや、続けて」

「あ、はい。その後彼らのアジトを調べたところそのハンバアグなる物の錬成書が見つかったそうです」

「そ、そうか」

「そしてマスターに院長から伝言です、『至急、儂の部屋まで来い』とのことですが…」

「わ、わかった…すぐ行くことにするよ」
(一体なんて説明しよう…)

終わり

第1回お題SS大会『魔道書』

帝国魔法学院の若き天才学者くんとその助手ゴーレムちゃんが魔導書鑑定するお話。

ゴーレムちゃん「マスター、この本の山は?」

学者くん「あぁ、この前発見された遺跡から騎士団の奴らが回収してきた魔導書だよ。」

私達の前には見上げられる程積まれた本の山が。
ゴーレムちゃん「これがすべて魔導書なんですか…?」

学者くん「そうだ、圧巻の一言だろ?」
「しかしドカドカと積み上げたな…流通してる魔導書とは違うんだぞ…」

ゴーレムちゃん「どういうことですか?」

学者くん「あぁ、今この国で流通してる魔導書はここ魔導学院が作成してるもので、勝手な発動したりしないようにセーフティが掛かってるんだ。」
「だけど遺跡にあった魔導書は剥き出しのまま、極端な話いつ発動してもおかしくなかったりするわけだ。」

ゴーレムちゃん「それは…」

学者くん「とりあえずこの本の山にもセーフティを掛けないとな…」

そう言って近づくマスター、その時、本の山が崩れそうになっています!

ゴーレムちゃん「危ないです!マスター!」

学者くん「うおぁ?!」

咄嗟にマスターを庇います。魔導書が崩れて私の上に落ちてきますが問題ありません、私はゴーレムなので。

学者くん「危なかった…」

ゴーレムちゃん「ご無事ですか?マスター?」

学者くん「大丈夫だ、待ってろレム、今どけるからな…」

その時、部屋が一瞬眩く光って…

学者くん「な、なんだ?」

気がつくと、随分と少なくなった本の中に私はいました。
…?何かおかしいです、私の目線がいつもよりずっと低い…?

学者くん「…レム、自分の体見て」

そう言われて見ると私の体がマスターと同年代ぐらいの女の子に…

 ゴーレムちゃん「え、えぇ?」

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学者くん「たぶんさっきの魔導書に肉体変化の魔法の物があったんだと思う」

ゴーレムちゃん「はぁ」

学者くん「それがさっき崩れた弾みで発動してしまったってところかな…」

そう言って私から目を逸らすマスター。
私の今の格好が裸にマスターの着ていた白衣だけだからでしょうか
…意識すると何か恥ずかしくなってきました。なんなんでしょうこの感情。

学者くん「大半が消えたのは1回限りの使用制限付きの物か、ただ単に魔導書として成立してなかった物だろうね」

学者くん「とりあえず元に戻すために残った本を片っ端から試してみる。ちゃんと解除できるから安心してくれ。」

ゴーレムちゃん「分かりました、マスター。」

※ここからはダイジェストでお送りいたします

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学者くん「発動!」

ゴーレムちゃん「あれ?」

学者くん「お、これは…?」

自分の服装が変わってます。これは侍女服でしょうか。

学者くん「これは違うか。しかしこれはいいな…」

そういいながらもう一度魔法を発動するマスター。次の服は…ドレスでしょうか?

学者くん「いいねいいね…そうだ、ちょっとポーズとってみてくれないか?」

ゴーレムちゃん「あ、はいこんな感じですか?」

片手を腰に当ててもう片方の手を顎に添えて首を傾げてみます。

学者くん「いいねえー」

いつの間にか記録結晶を持ってるマスター。
そしてもう一度魔法を発動させます。

学者くん「はいまたポーズとってー」

マスターがノリノリです。

ゴーレムちゃん「マスター、そんなに楽しいですか?」

学者くん「おう、レムは何着ても似合うしな。」

さらっと言われました。私の顔は赤くないでしょうか。
ゴーレムの体の時はこんなこと気にすること無かったのに。

そのまま色々な服装でポーズを取ります。何か私も楽しくなってきました。


学者くん「バニースーツか!これは四つん這いになってこっち向いてくれ!」

ゴーレムちゃん「はい♪」

学者くん「制服か!レム、ダブルピースで頼む!」

ゴーレムちゃん「はーい」

学者くん「次は(ry」


数時間後…


ゴーレムちゃん「あ、あのーマスター?」

学者くん「なんだ?まだバリエーションがあるみたいなのだが」

ゴーレムちゃん「そ、それはそれとして」
「マスター、目的、見失ってません?」

学者くん「あっ」

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学者くん「はあっ!」

何度目かの魔法が発動しました。魔法陣が展開し…頭が盛り上がった感じがします。
触ってみると…なんでしょうこれ。

学者くん「…これを書いた魔道士に是非会いたいね。」

ゴーレムちゃん「どうかしましたか?」

学者くん「いや、なんでもない。それにしても猫耳か…ちょっと触ってみてもいいか?」

ゴーレムちゃん「あ、はい。」

猫耳を触り始めたマスター。
何か変な感じがします…

ゴーレムちゃん「あっ…あの…んっマスター?」

学者くん「どうした?」

ゴーレムちゃん「そ…そろそろ…ひぅっ、やめて、もらえる、と」

学者くん「えー、まだ触ってたいんだけど」

ゴーレムちゃん「ほ、ほんとに…んぅ…ダメなん、ですぅ…」

学者くん「お、おう」

魔法が解除され頭の盛り上がりも治りました。
あのままだったら…変な気が起こりそうでした…

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その他色々な魔導書を試しました。
その中には私を縄で縛ったり触手が出てきてマスターが一瞬で消し飛ばしたり髪型が変わったりするものなどがありましたが結局、私を元に戻すものはありませんでした。
それでも、

学者くん「この中になかったとなると消えた魔導書か…1から解呪魔法を作り上げないとダメだぞ…」

レムちゃん「あのマスター、ふと思ったのですが」

学者くん「なんだ?」

レムちゃん「私、別に戻らなくても良いのではないでしょうか?」

学者くん「…え?」

レムちゃん「いや、この体になって身長も低くなって扉でつっかえることも無くなりますし、手が使えるので他の作業を手伝えますし。」

あとこの姿なら、マスターにもっとくっつけますし…

学者くん「…そうか、そうだな。」

レムちゃん「いいんですか?!」

学者くん「そんなに嬉しいのか?」

レムちゃん「はい!」

学者くん「それならよかった…そうだ、レム」

マスターが手を差し延べます。

学者くん「改めて、よろしくな。」

レムちゃん「…はい」

そう言って手を握ります、マスターと握手できる日がくるなん「痛い痛い痛い!!?」て…え?

学者くん「力は…変わってない…のね…ガク」

ま、マスター!!?

終わり

ブログ名変更

どうも、合格し新PCも到着しついに卒業を迎え本格的に更新ができるようになりました。

 

共用PCにあった私のデータの移行もほぼ完了。これでこの月は引っ越しまで何でもできるわけです。やったぜ。

 

でもいざ自分のPC持ってみるといつもある弊害であとでできるからいいや…と思ってゲームでさえ後回しすることが多い。これはひどい、私の性格が滲み出ている。

 

とりあえずやりたいことリストをブログに書いて晒しておこうと思う。見ただけでやった気分になる自分としてはそれでもダメそうではあるが

 

1.今まで買った積みゲーの消化

SkydriftとかMGSGZとか買ったはいいけどできなかったやつとBioshock、HalfLife2と中途半端で止めてたやつをやりたいね、もちろんいい画質で

 

2.ドット絵

MUGENに影響されてキャラ作りたいなー的なことを考えてるわけで、とりあえず一枚でもいいからドット絵を完成させる。

 

3.連載SSを書く

ちまちま短編は書いたことあるけれど連載となるといろいろ勝手が違うしね。

そこまで長いのじゃないのにしようと思ってるけど考えてるうちにオチまでがものすごく壮大になったり設定が膨らんでゆく影丸君に丁度良い長さのSSが書けるのか、その時の影丸君にご期待ください。がんばれ

 

 

ホントは他にもあったはずなんだけどね、この記事書いてるの三日ぐらい間空いちゃったからね、忘れるのも仕方ないね。

 

とりあえずこの三つをやろうね俺、ゲームとかすぐ出来るだろ、感想書けばブログの記事にできるぞ。

 

 

 

ここまで書いてからようやくタイトルの話になるけどブログ名変えました。

 

理由としては『~~の部屋』ってありきたりだよなあ…と思ったもので。現に友人のブログも~~部屋だし。

 

そこで前々から温めてきたこの名前をだな。由来は影に関する英単語の意味をちょっと変えただけ。

 

そして再起動とか言っておきながら一か月経ってるけど月一更新と思えばセーフ。ではまた。

 

再起動

きっかけはTwitter
朝開いて友人らのツイート確認してると
「久しぶりに影丸のブログ見たけど内容くっそ薄くてわろた」とのこと。
そして久しぶりに存在さえ忘れてたはてなブログのアプリからブログ見てみると。

中途半端に消し忘れた記事が残っているではありませんか。

「あれ、消さなかったっけ…」
と思ったけどまあ遅い。
アクセス解析からはおそらくそのツイートから見に来たのだろう、アクセス数が増えてる。
黒歴史を残しておいた自分も悪いが、とりあえずフグ毒許さん。
という訳で残ってた記事を全消し、この記事を書いてる所でございます。昔のあのノリはうごメモ時代、つまり中二頃のテンション高かった時なんだ…忘れてくれ(´-ω-)
気が向いたらSSでも載せようと思う、それではまた。